さて、前回の続きです(笑)
嗜好品のコーヒーには、体にとってマイナスな点もあるようです。
上手に付き合う方法もまとめてみましたので、コーヒー好きの方は是非参考にして下さいね!
『コーヒーは育毛を阻害するのか?』
①コーヒーは体を冷やす!
寒い地域でとれる食べ物には体を温める作用、暑い地域でとれる食べ物には体を冷やす作用があると言われています。
コーヒーは南国のものですから、暖かいコーヒーを飲んだとしても、結果は体を冷やしてしまう事になります。
コーヒーを飲んだ後に、お腹の調子が悪くなる人はそのせいかもしれません…。
冷えは毛細血管を収縮させて、栄養を滞らせる原因になります。当然育毛に良くないですから、コーヒーの飲みすぎは要注意になります。
②睡眠を阻害する!
コーヒーに含まれるの「クロロゲン酸」の効果は、時間がかぎられています。コーヒーを飲んで、30分ほどで体内で働き始めますが、3時間ほどで効果が低下します。
髪が成長するのは睡眠中ですから、「クロロゲン酸」と「カフェイン」の血行促進作用を睡眠中に受けたいならば、コーヒーを寝る直前に飲むのが最適になります。しかし「カフェイン」には、脳を覚醒させる作用もありますから、「カフェイン」を摂取し過ぎれば、今度は睡眠が阻害されます。「カフェイン」の脳を覚醒させる作用は、5時間くらい続くと言われていますから、就寝5時間以内にコーヒーを飲むことは控えた方が良いでしょう。結果、寝る直前のコーヒーの摂取は睡眠の質の低下を招く恐れがあるので、髪の成長に悪影響を及ぼしかねない事から、おススメは出来ません。
③目覚めのコーヒーは無意味!?
起床と同時にホルモンの分泌量が増えて、20~30分で人体は自然に覚醒状態になっているのでカフェインを摂取しても効果は無意味。それどころか、カフェインへの耐性が逆についてしまい、その日はコーヒーの効果が薄れてしまうといいます。
④食後のコーヒーは亜鉛や鉄分の吸収を下げる!
食事から摂取したタンパク質が、毛髪として生成されるには亜鉛が必要となりますが、コーヒーに含まれる渋みを感じさせる成分「タンニン」は、亜鉛の吸収率を下げてしまいます。現代人が不足しがちな亜鉛は、体内で様々なところで消費されるため、育毛にはたくさん亜鉛をとることが大切です。
またタンニンは鉄と合体することによって「タンニン鉄」というものが出来てしまい、それによって鉄分の吸収が阻害されしまいます。その結果「鉄欠乏性貧血」の状態になってしまいます。鉄分は血液の中で酸素を運ぶために働いている赤血球の色素、ヘモグロビンをつくるために使われるミネラル分です。つまり、鉄分が不足すると血液は酸素を運ぶことができなくなります。もちろん頭皮の血行が悪くなるため、毛根の働きが弱くなってしまうのです。特につむじのあたりは頭皮自体が薄く血管も少ないため、血行が悪くなると髪の毛をつくり出す力が弱まってしまい、抜け毛、薄毛の原因となるのです。せっかく食事から髪にいい栄養を摂取できていても、食後にコーヒーを飲むことで、毛髪の生成に欠かせない亜鉛や鉄分の吸収を下げてしまっては、薄毛・抜け毛に繋がります。
『まとめ』
コーヒーには育毛にいい面もありますが、飲み過ぎると、育毛に悪影響を及ぼす可能性があるようです…。
体質や生活習慣によりコーヒーの良い効果が出る方、出ない方と結果は様々だとは思います。
でも、コーヒーが好きで毎日飲みたいという方は、下記の要領で飲む事をおススメします!
(ちなみに、育毛・発毛に関しての見解ですので、他の病気への効果も期待されている方には、一概に適用しないと思われます)
①コーヒーは一日3~4杯まで
②目覚めのコーヒーはやめる
③空腹時にコーヒーは飲まない
③食後は30分以上時間を空けて飲む
④就寝5時間前にはコーヒーを飲まない
コーヒーに規則が出来たようで、少々堅苦しくなりました…(汗)
上記項目にストレスを感じる方は、一つずつでも意識して徐々に習慣化出来れば良いと思います☆
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